第6回JCHO地域医療総合医学会【会長挨拶】

会長挨拶

第6回JCHO地域医療総合医学会の開催にあたって

                                
                              第6回JCHO地域医療総合医学会
                                  会  長  木村 健二郎
                                  (JCHO東京高輪病院 院長)
 
 第6回JCHO地域医療総合医学会は、2021年10月8日(金)、9日(土)の2日間、グランドプリンスホテル新高輪国際館パミール(東京都港区)を会場として開催させていただきます。

 本学会は2015年度から毎年会を重ねており、2020年度の第6回JCHO地域医療総合医学会は熊本総合病院 院長 島田 信也 会長のもと鋭意準備を進めているところでした。そのような中、2021年度の第7回学会の会長に私が内定し会場も押さえました。ところが、新型コロナウイルスの蔓延のため第6回学会を開催することができなくなり、2022年度に延期せざるを得なくなりました。そこで、2021年度の学会を第6回として私が開催させていただくことになったという経緯があります。島田院長をはじめ学会開催の準備を進めていた皆様は拍子抜けされたことと思いますが、2022年度は島田会長のもと第7回学会が盛会のうちに成功されることを願っています。

 2020年は世界中に新型コロナウイルスが蔓延し大変な状況となりました。日常生活は一変し、経済活動も停滞しその損失は計り知れないものがあります。医療に与えた影響も甚大です。JCHOの病院群も例外ではなく、通常の医療を継続しながら院内での感染防止対策を整える、また、多くの病院では新型コロナウイルス陽性患者や疑い患者を受け入れていきました。これらによりほとんどの病院が赤字決算を計上し、JCHO全体としても大きな赤字を出したことはご存知の通りです。このような中、尾身 茂 理事長が政府の新型コロナウイルス感染対策に貢献されたことは我々の誇りとするところです。

 JCHOはこのように厳しい状況におかれましたが、われわれは強い精神力をもって力強く立ち上がらなければなりません。そのような意味で、今回の学会テーマは「不撓不屈」とさせていただきました。新型コロナウイルスによる損失はある程度公費で補填はされますが、基本的に公的資金が投入されないJCHOでは自分たちで何とかしなければなりません。打たれても打たれても立ち上がる強い精神、「不撓不屈」の精神を持つことが必須と思いました。災害は新型コロナウイルスのような疫病のみではなく、台風や地震などの自然災害も医療にとっては大きな脅威となります。「不撓不屈」の精神をもって様々な災害や脅威があってもへこたれることなく立ち上がり前に進んで行きましょう。そのような気持ちを込めてメインテーマを決めさせていただきました。

 学会自体の構成は前回の第5回学会の内野 直樹 会長の企画を継承し、学会部会の意見を広くとりあげJCHOの力を結集したいと考えています。しかし、新型コロナウイルス感染の先行きがまだ不透明です。その状況によっては学会の形式自体を工夫する必要があるだろうと思っています。皆様のお知恵を拝借してJCHOらしい活力に溢れた、しかも参加者が楽しめ親睦を深めることのできる学会にしたいと思っています。

 皆様のご支援をよろしくお願いいたします。