第3回JCHO地域医療総合医学会【会長挨拶】

会長挨拶

第3回JCHO地域医療総合医学会の開催にあたって

                                第3回JCHO地域医療総合医学会
                                  会  長  絹川 常郎
                                 (JCHO中京病院 院長)
 
 
 『第3回JCHO地域医療総合医学会』を、2017年11月17日(金)、18日(土)の両日、TKPガーデンシティ品川とJCHO本部研修棟を会場として開催いたします。

 第3回医学会のメインテーマは「JCHOによる新しい地域医療の覚醒」といたしました。これを決めた経緯ですが、JCHOの重要な使命に「地域医療、地域包括ケアの要として、超高齢社会における地域住民の多様なニーズに応え、地域住民の生活を支える」ことがあります。昨年開催された本医学会でも、地域医療の推進を目指した取り組みが多くの施設から報告されましたが、ユニークではあっても、まだこれから取り組むことの報告にとどまる発表も散見されました。1年経った今回の医学会では、このような発表のその後を確かめ、それらの中から将来大きく成長する取り組みを発見し、学会に参加したJCHOの職員がそれを励ますとともに、仲間として参加する契機となれば、地域医療におけるJCHOの使命を果たすことにつながるものと考えました。つまりメインテーマにある「新しい地域医療の覚醒」とはまさに今まで地中にあった多くの有望な種が目覚め、新芽となってやがて大きく成長して行く過程をイメージしたものです。

 実際の学会のプログラムは、まず始めに「私の出会いと学び、それをJCHOのミッションに生かすために」と題して会長講演を行います。
 引き続いて、第1回から継続することが決定しているテーマ「地域医療の革新と地域づくり」、「人材の育成」、「事務職に求められる 病院マネジメント」等に関するシンポジウムや新たなシンポジウムを開催するとともに、JCHO学会会員の皆さんから応募された一般演題を出来るだけ多数発表していただく予定です。私はこれらの発表からきっと多くの新芽の目覚めが確認できることと期待しています。
 恒例の特別講演は、誰もがご存じの将棋の羽生善治氏にお願いしました。今、話題の将棋界ですが、羽生氏は人工知能についても立派な見識をお持ちです。「人工知能と人間の感性」と題する特別講演は、AIを医療の現場でどう生かして行くかを模索しているJCHO職員にも大きなヒントを提供して下さるのではと期待しています。

 本医学会への多数の会員の皆様の参加をお待ちしています。